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汗ジミ防止対策|おすすめアイテムをレビューと共に一挙紹介!

夏場は、汗染みが気になってグレーのTシャツ敬遠しているという方、結構多いと思います。

誰だって汗くらいかくんだからと思いつつも、やっぱり恥ずかしいんですよね。

わたし毎日、通勤で40分歩きます。蝉がシャンシャン鳴いてじっとしてても汗ばむような気温の中、40分も歩いたら汗だくです。

そんなわたしですが、あの手この手の汗対策を講じて、汗かかない体質なのみたいな顔して通していますw

今回はお手軽な方法から本気モードの対策まで、実際に試した方法やアイテムを中心に、レビューとともに紹介します!!

制汗剤・デオドラントでケア

まずは手軽に使える制汗デオドラントスプレーから紹介。

制汗デオドラントスプレーにも、製品やメーカーによってそれぞれ特徴があります。

汗や体臭などニオイのケアは、殺菌・消臭に力を入れた資生堂エージーデオ24(Ag DEO24)などが有名です。

個人的には汗のニオイよりも、汗染みが気になるので、汗をかく前に抑えるプレケアに着目したレセナ(Rexena)を愛用中です。

制汗デオドラントスプレー制汗有効成分のドライシールドパウダーが効果的に汗を抑えてくれるという仕組みだそうです。

レセナ使用レビュー

色々試した結果、制汗スプレーの中ではレセナが1番、汗を抑えられるように感じました。

何もしない時と比べると汗をかき始めるまでの時間は少し長く感じます。ただ汗をかきだすと、あまり汗を抑えている感じはしませんでした。

無香料が良いのですが、売り切れていたため今は「フレッシュソープ」を使っています。クチコミでは、フレッシュソープに限らず香料はわりと好みが分かれる印象です。

香りが悪いわけではありませんが、いかにもデオドラントスプレーという香りなので、次に購入する時は無香料にします。

制汗スプレーで迷っている方にはレセナはオススメですが、とはいえ制汗スプレーだけで夏を乗り切るのは到底厳しいです。

オススメ度:☆☆☆★★
汗っかきの方や、汗をたくさんかく環境・季節は制汗スプレーだけで乗り切るのは厳しい。他の汗対策アイテムと組み合わせて使うのがおすすめ。

汗拭きシートでさっぱり

汗拭きシートは、アフターケア用の汗対策グッズです。

汗拭きシート雨の日など湿度が高くベタつくなと感じた時に使えるアイテムです。サッと拭くだけで、さっぱりサラサラになります。

汗拭きシート使用レビュー

スプレーの場合は外出先で使える場所が限られますが、汗拭きシートだと気になった時に、首回りや腕くらいならサッと使えるのも便利です。

しっかり歩いたあとって、歩いている最中よりも歩き終わったあとの方がブワっと汗が出たりしますが、すぐに汗拭きシートで拭くとひんやり感もあって少し汗が抑えられるように感じます。

オススメ度:☆☆☆★★
気になった時にさっと使えて便利。買って後悔することはないアイテムだと思います。汗をかいた後のニオイやべたつきが気になる方にはおすすめ。

体を冷やす

熱中症の時の応急処置として首元や脇のあたりなど皮膚表面に近い太い血管を冷やすことが推奨されています。

首掛け扇風機わたしも保冷剤を薄手のハンカチに包んで首元にあてたり、肩掛け扇風機で首回りを冷やしたりしてみました。

結論としては、熱中症の応急処置としては推奨されていますが、体を冷やして汗をかきにくくという意味では効果はほとんどありませんでした。

首掛け扇風機・保冷剤使用レビュー

正直、首掛け扇風機は見た目のインパクトのわりに期待外れでした。

何もしないよりはマシかなというレベルで真夏の生暖かい風が首元にいくら当たっても、あまり涼しさは感じません。

自宅で使うには、ファンの音が気になるうえに邪魔になりますので今はまったく使っていません。

冷却プレートが付いたものや、羽無し静音のネッククーラーなど欠点を改良された商品が今はたくさん出ていますので、これから購入される方はそちらの方が良いかもしれません。

保冷材は朝の通勤で歩いている途中、暑いなと感じた時に、薄いハンカチで包んだ保冷剤を首元にあてるというのを数日試してみました。

確かに少しはひんやりして気持ち良いのですが、こちらも汗を抑えるまでには至らず。特に体が冷えた感じもありません。

保冷剤を包んで濡れたハンカチをかばんに入れておくのも不衛生な気がして辞めました。

オススメ度:☆☆☆☆★
保冷剤は少しひんやり感は感じますが、体を冷やしたり汗をかきにくくするという効果は感じませんでした。

塩化アルミニウムで汗を抑える

塩化アルミニウムは、汗腺を閉塞させて発汗を抑制する作用があります。市販の制汗剤の主成分として使われるほか、皮膚科で脇や手のひらの多汗症の治療にも使われています。

塩化アルミニウムが配合された制汗・防臭剤としてはオドレミン(ODOREMIN)が有名ですよね。

 

オドレミン・塩化アルミニウムローションの使い方

  • 入浴後~就寝前に容器をよく振ってから、適量を擦り込むように塗布する。
  • 外出前ではなく、夜に使用する。
  • 使用する量は、脇の下なら2、3滴でOK。
  • よく乾燥させてから衣類を着用する。
  • 効果が持続している間は使用を控え、効果が弱くなってきたら使う。

医薬部外品のオドレミンには塩化アルミニウムが13%配合されています。

また皮膚科で、治療に使われる医薬品の塩化アルミニウムローションは20%配合のものが多く、ネットの調剤薬局でも購入できます。

 

濃度が高い方が効果が強いですが、かぶれやすくなります。

傷がある部位には使用NGで、ムダ毛処理をしたあとはヒリヒリするというクチコミもあります。

塩化アルミニウムローションの効果判定は5~6日、オドレミンも1週間ほどです。

クチコミでは効果があったという方が多いですが、上記の期間、使用を続けても効果がなければ残念ながらそれ以降の効果は見込めません。

ですので、初めて使う方は最初からまとめ買いはしないほうが良いと思います。

オドレミン・塩化アルミニウムローション使用レビュー

オドレミンは3年ほど前にひと夏だけ使用しました。無色無臭で水のような液体です。

かゆみを感じるという方も多いのですが、わたしはほとんどありませんでした。

汗を抑える効果としては、やや汗の量は減ったように感じました劇的な変化というほどではなかったです。

近くで買える場所がなかったので、わざわざネットでリピ買いをするほどではないかなと思ったのが正直な感想です。

その後、塩化アルミニウム20%配合のえびす調剤薬局の医薬品の塩化アルミニウムを見つけたので、こちらを試してみることにしました。

塩化アルミニウムローションお風呂上りから就寝前の間に塗って、朝は拭き取ります。

塗ってからしばらくは、少しチクチク、ピリピリした感じの刺激があります。チクチクは大抵、数分で落ち着きます。

その数分間はちょっぴり我慢が必要ですが、やっぱり医薬品は凄かったです。

40分歩いてもワキ汗の心配いらずで、よほど汗をかくような場面以外はベビーパウダーを付けたあとのようにサラサラで、驚くレベルです。

これはリピ買い決定です。

オススメ度:★★★★★
かゆみを感じる方も多いですが、効果を実感する方が多いようです。効果判定は約1週間で、人によって合う、合わないはありますが、試してみる価値はあります。価格も安くて少量で長持ちしますのでコスパも良く、合う方にはとても良い商品だと思います。

汗取りインナーを着用

脇に汗取りパットの付いた汗取りインナーは本当にいろんな種類があります。

わたしが現在使っているのはベルメゾンのサラリスト(Salalist)シリーズです。

サラリストシリーズには「大汗さん」「超大汗さん」タイプなどがあり、超大汗さんタイプのみ背中の生地が全面二重になっています。

汗ジミ防止インナー▲左が超大汗さんタイプ

ワキの汗取りパッドは範囲がかなり広く、三層構造で肌側が汗を吸収、中の防水布が汗をブロックし、表の生地まで汗が染み出ない仕組みです。

サラリスト使用レビュー

超大汗さんタイプは、ワキの汗取りパッドの部分が擦れる時にカサカサと紙をこすり合わせたような音がしますが、日常生活でそこまで気にするほどではないです。

背中やワキにかなりの汗をかいても表まで汗が染み出ることはありません。背中の生地は二重、ワキが三重になっているので、ものすごく安心感はあります。

ただ、仕方がないのですが暑いです。体にフィットするものの汗をかいても比較的さらっとした肌触りの接触冷感で、色々工夫されているのはすごくわかります。

ただ生地に二重、三重になっているので風が通らず、接触冷感を感じさせないくらい熱がこもって暑いので、真夏に着るにはかなりの我慢が必要です。

サラリスト 汗取り インナー ベルメゾン

個人的には、大汗さんタイプが無難かなと思います。

オススメ度:☆☆★★★
汗染み防止だけを考えると非常に優れていますが、超大汗さんタイプは真夏には暑い。1日中暑い場所にいるような日には避けた方が良いです。朝晩の通勤のときだけしっかり汗染みブロックしてくれれば日中は涼しい会社の中で過ごせるというような方向けです。

汗が目立たない洋服を選ぶ

汗染み対策には洋服選びが基本ですよね。

グレーなど汗が目立つ色を避けるのはもちろんですが、素材選びも重要です。

オススメはシフォン系の素材です。涼しくて色によっては汗をかいてもほとんど分からず、すぐに乾きます。

あと、最近少しずつ増えてきた表面に撥水加工が施された汗ジミ防止加工の洋服もあります。

うらは吸水速乾でなので汗をしっかり吸水してくれるのに、おもては汗ジミが本当に目立ちません。(気になる方は下の写真クリックで動画で確認できます)


カジュアルなTシャツ類が多いのですが、Rope Picnicのシャツワンピースや、OMNES Another Editionのカットソーなどオフィスシーンでも使えるお洋服もあります。

染みないシリーズ使用レビュー

わたしが今年、購入したのはこちら↓↓↓
イーザッカマニアストアーズ|汗染みないシリーズ

汗ジミ防止Tシャツリーズナブルだったのでお試しで買ってみましたが、これがなかなか優秀です。少し汗をかいた程度なら表からは全く分かりません。

たくさん汗をかくと多少、表に出ますが、撥水加工のされていないお洋服とは明らかに差があります。

生地はそこまで厚手ではありませんが、人によっては真夏には暑いかもと感じる方もいるかもしれません。ややゆったりしたサイズ感で袖口から風も通りやすいです。

洗いざらしだと少しシワが気になる生地で、着る前にスチームアイロンを当てています。(参考:写真で紺が未使用・白とカーキは洗いざらしの状態です)

あと襟元、伸びやすそうなのでお洗濯は必ずネットに入れた方が良いと思います。

わたしは小柄ですが、オーバーサイズを袖を折って着るのも可愛いかなと大きいサイズを購入しましたがやっぱり襟元の開き具合が少し広すぎました。

こちらを購入される方は、ジャストサイズがオススメです。

オススメ度:☆★★★★
撥水加工は本当に汗が染み出しにくいです。似たようなアイテムがあれば断然、撥水加工がされている方がオススメです。まだ撥水加工の洋服のレパートリーが少ないのが残念です。

\イーザッカマニアストアーズ|公式・楽天・ヤフーどこで買うのがお得?/

透明フィルムで汗染みを作らない

てっとり早い汗ジミブロック対策もあります。サラ~リ(SARA~LI)という商品で、透明フィルムを肌に直貼りして汗をブロックします。

サラ~リ▲恐らく旧パッケージ商品だと思います。

全く同じパッケージ(外箱)で商品名も同じですが販売元が異なるものがあります。

外箱が同じで気付かず中国製のものを購入してしたことがありますが、貼るときによれやすいうえに、剥がれやすく全く違う商品でした。

販売元:株式会社シェモア製品(made in Japan)が個人的にはおすすめです。

カット済のタイプもありますが、もう少し大きい方が良いというクチコミもありますので、自分で好きな大きさにカットできるロールタイプを選ぶのが吉かなと思います。

サラ~リ商品レビュー

透明フィルムの厚さは0.012mmです。(現在販売されているものは0.025mm)

どのくらい薄いのかというと、サランラップの厚みが0.011mmらしいです。

サランラップより柔らかく、強力な粘着力でピターっと貼り付くので全く目立ちません。

とはいえワキに貼る場合、何か1枚は羽織らないとノースリーブでは厳しいです。どうしても皮膚が寄る場所はシワっぽくなってしまうのと、少し光沢感があります。(上の写真を参考にしてください)

肌に直貼りで物理的に汗をブロックしますので、汗が染み出すこともなく、ずっとサラサラです。

難点としては、強力すぎて剥がすのは大変です。汗をかいてもピターっと貼り付いてずれない分、慎重に剥がさないとあとでヒリヒリします。

何も考えず、ビッって引っ張った時は皮膚をもってかれるかと思いました(笑)

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オススメ度:☆★★★★
透け感のある洋服の時でも透明フィルムを貼っていることは分かりません。汗をかいた時に少しムズっとすることがあります。汗をかいても剥がれませんが、どうしても蒸れやすくなりますのでたくさん汗をかいた時は早めに貼り換えた方が良いかもしれません。

汗対策まとめ

ここには詳しく載せていませんが、日傘だったり、朝早めに出たり(朝は30分の差で全然、気温が違います)と色々、対策を取っています。

その成果あって出先で「あっ、ヤバ…。」ということは全くなく、汗染み大丈夫かなと心配しなくて良いのは気が楽です。

汗対策アイテムもそれぞれに一長一短あり、手軽で使い勝手は良いものの効果が薄かったり、汗染みの心配はなくても暑かったりと、なかなかこれひとつだけ使えばすべて解決というのは難しいです。

その日の気温や洋服などに合わせて、組み合わせを考えながら対策を取っていくしかありません。

例えば、今日はシフォン系の洋服で汗染みは目立たないので、制汗スプレーだけで良いかなとか、今日のシャツは汗が目立つので汗取りインナーを着ようかなといった具合にそれぞれの特徴を抑えて組み合わせて下さいね。

良い商品が見つかれば、また追記していきます!