親子で楽しめる「海洋堂フィギュアミュージアムin長浜」レポート

懐かしのあのキャラクターや、あの名シーンを精密な立体造形で楽しめる海洋堂フィギュアミュージアムin長浜アートセンターに行ってきました。

たっぷりの写真とともに、海洋堂フィギュアミュージアムの魅力をレポートしたいと思います。

海洋堂フィギュアミュージアムとは？

海洋堂は、アクションフィギュアやカプセルトイの製造・販売をしている会社です。

大ブームになったチョコエッグも海洋堂が製造しています。

 

その海洋堂が2005年に滋賀県・長浜にオープンさせたのが「海洋堂フィギュアミュージアム龍遊館」です。

現在は改装のため、長浜アートセンターに施設を移転しています。
(海洋堂フィギュアミュージアム龍遊館は、2019年春にリニューアルオープン予定)

出典：海洋堂フィギュアミュージアム龍遊館

移転先は歩いて数分。
旧店舗を右手に120mほど直進、黒壁ガラス館を左折し約30mのところにあります。

 

館内の様子

入館料を支払うとガチャガチャ用のコインが貰えます。

選んだのは「懐かしの名作カプセルフィギュア」

出てきたのは、HELLSINGの「インテグラ」。

眼鏡に葉巻までついてガチャガチャとは思えないクオリティ。

でも、私が欲しかったのは世界名作劇場のネロとパトラッシュ・・・。

フィギュアワークショップ

館内には自分だけの作品を作れるワークショップ会場もあります。

• 開催日:土・日・祝日（春休み・GW・夏休み・冬休み期間は毎日開催）
• 受付時間:10：00～16：00

フィギュア塗装コース　受講料1,000円（所要時間40分）

未彩色のフィギュアに塗装をするプログラム。リアルに塗る、好きな色や模様で塗るなど塗り方は自由。
どなたでもお気軽に参加いただけるコースです。

ジオラマ製作コース　受講料 小2,000円・大3,000円（所要時間60分）

好きなフィギュアを選んでジオラマ（情景模型）を作るプログラム。
様々な材料を使い、アイディアとセンスであなただけの作品を作ってください。

出典:海洋堂フィギュアミュージアム龍遊館

 

等身大フィギュア

2階に上がると、いきなり等身大のケンシロウとユリアがお出迎え。

等身大で見ると、ケンシロウが想像以上に小顔！ユリアより顔が小さいという新たな発見が。

そして綾波レイのウエストの細さと脚の長さ！
やっぱり綾波は制服姿よりプラグスーツ姿が似合う。

エヴァンゲリオン

エヴァンゲリオンは結構多かったです。

ジオラマ風の展示物もあるので、あの名シーンが3Dで再現されていたり。

このシーンとか。

脳内で回想が始まりますよね。

第3使徒のサキエルとかも、ものすごく丁寧に作りこまれててました。

ダミープラグのシーンの躍動感もすごい！

なかでも、わたしのイチオシがこちら。

このシーンはずるい。絶対テンション上がるヤツやんていう。

そしてお父さんのシルエットまで忠実。

北斗の拳

北斗の拳のフィギュアも結構見かけました。

ハートの「ひでぶっ！！」のシーンとか、北斗柔破斬をよくフィギュアにしたなとクスっとします。

南斗六聖拳も揃ってます。レイやサウザーの血管までリアル。

仏像フィギュア

仏像系もリアルすぎて、フィギュアの域を超えていました。

それもそのはず「東大寺展 公式フィギュア」だそうです。

こちらも、サイズはそれほど大きくないものの迫力満点。

細部まで精巧な作りに、しばし時間を忘れてまじまじと見入ってしまいました。

食玩フィギュア

懐かしい！という食玩フィギュアから、こんなのあったんだという物まで。

上から、食玩フィギュアの火付け役となったフルタ製菓「チョコエッグ」と、UHA味覚糖「激戦」。

ツチノコ発見。レアでしたよね。

さらにこちらは、上からグリコ「黒潮コメッコ」とタカラ(タカラトミー)「ChocoQ」

黒潮コメッコって初めて知りました。

限定商品なんでしょうかね。

レトロなフィギュア

風の谷のナウシカ。ナウシカが1984年、クシャナが1985年です。
塗装前のナウシカは、箱からしてかなり古そう。

さらに初代ゴジラやモスラ幼虫も。

モスラは組立の説明書がなんと手書き。
それにしても、モスラの入っていた箱(ケース)が発掘された化石みたいでした。

お気に入りフィギュア

手塚治虫アンソロジーに、AKIRAまで。

「うぉ！」って思わず声が出てテンションが上がった子たちです。

それから、本気出しました感が漂う昆虫たち。

これ結構サイズ大きいんですが、間近で見てもリアル。

うわぁ・・・って言っちゃいます。

感想

館内はこんな感じで大小色んな種類のフィギュアが並んでいます。
好きなだけ写真撮影もOK！

ただ、これだけ楽しんでおいて、どの口が言うか！と思われそうですが、入館料800円はちょっと高い。

展示スペースは2Fフロアだけで、それほど広くはないので、じっくり楽しんでも1時間程度です。

アニメやフィギュアにそれほど興味もなく、ふらっと立ち寄った程度という方なら15分もあれば見終わるかもしれません。

となると、800円の対価としては物足りなさを感じるのでは？

そこで、そんな方にオススメの「長浜浪漫パスポート」も紹介しておきます。

長浜浪漫パスポートを利用しよう

私は、海洋堂フィギュアミュージアムのチケットを先に買ってから気付いたのですが、「長浜浪漫パスポート」というものがあります。

チケットは1,000円で、上記の14の有料施設のなかから自由に選んだ5つの施設に入館できます。

さらに黒壁スクエアの特定のお店で特典や割引が受けられるというパスポートです。

海洋堂フィギュアミュージアムの入館料だけで800円なので、フィギュアミュージアム以外にも長浜観光をされる予定の方には、かなりお得です。

当日、使いきらなくても有効期限内であれば、いつでも利用できます。

長浜浪漫パスポートを利用して、海洋堂フィギュアミュージアムも立ち寄るのなら所要時間もちょうどよくお得感もあると思います。

周辺は町並みも風情があって、お洒落な雑貨屋やカフェなどもたくさんありました。

フィギュアミュージアム以外にも素敵なお店を探してみて下さい。