子育て・子ども関連

小中学生|親が手伝い夏休み自由研究を1日で完成させる方法・サポートの仕方

夏休みといえば、自由研究ですよね?

「今年は友達と一緒に自由研究することになったから大丈夫!」というセリフをすっかり鵜呑みにしたのがそもそもの間違いでした。

8月末日、全く手付かずだったことが判明。

うつむく息子と、白目の私。

というわけで、もう呆れてるヒマもない。
私がやるしかないと、急ピッチで仕上げた低クオリティな自由研究をここで発表します!

「とにかく今日中には、なんとしても仕上げさせるしかないのよ!」という切羽詰まったお父さん、お母さんにお届けする「親が子供を使って、たった1日で自由研究を完成させる荒業w」です。

恐らく息子が中学1、2年生くらいの時の自由研究だったと思いますが息子レベルに合わせ小学生クオリティに仕上げております。

ほぼ支持通りやらせただけの自由研究ですが、5、6年前なので、もう時効でしょということで当時のレポートも公開します(笑)

1日で研究テーマを決めてから、レポート完成させるまでの流れを順を追って説明します。

1.自由研究のテーマを決める

まずは自由研究のテーマ決めから。ここが最も重要です。

必要なものが近場で揃えやすく、2時間以内には実験が終了するようなテーマが理想です。

研究テーマを決めたら、この時点で実験からレポート完成までの流れを想定します。

必要なものの買い出しから実験、さらにレポート完成までを脳内で一度、済ませておくくらい細かく想定しておくのポイントです。

この作業がきちんと出来ていればあとは行動に移すだけでスムーズに出来ますので、ここは多少時間がかかってもOKです。

実験からレポート作成までを想定しながら必要なものをすべて書き出して下さい。

テーマ決めのポイント

テーマを決めるポイントは、まずその研究テーマを最終的にどういう結論に持っていきたいのかをあらかじめ考えることです。

そしてその結論に持っていくために、どんな実験をすれば良いか。

これがハッキリと分かる自由研究テーマを選ぶのがおすすめです。

結論から逆算して考えることで、最後までスムーズに自由研究ができ、また失敗を避けることができます。

大声では言えませんが、この際ぶっちゃけ結論ありきです。

どうしても思い浮かばない時は「1日 自由研究」などで検索しちゃって下さい(笑)

ただ、そのまま実験して丸写しではなく、それをヒントにもう少し掘り下げたり、実験前に予想したり、考察したりという多少のオリジナリティはあった方が良いかなと思ったり、思わなかったり。

研究テーマ|我が家の場合

我が家の研究テーマは「ダイラタンシー」にしました。主な材料が水と片栗粉で済むからと言うのと、ダイラタンシーって響きが良いんじゃないかと。

反省点

我が家の反省点としてダイラタンシーがどういうものか、何をすればどういう結果になるかは分かっていましたので、どういう実験をするかはすぐに決まりました。

ですが、どういう結論に持っていくかまで決めていませんでした。

そのため最後の最後で「で?ダイラタンシーの何を調べたかったの?」というグダグダで結論のないレポートが完成しました。

どういう結論でまとめたいのかを見据えてから自由研究に取り組むことで、レポートの完成度が上がると思います。

2.必要な物を準備する

研究テーマと必要なものが決まったら、何をどこで購入するかを考えます。

1店舗で全て揃えられれば良いのですが複数のお店を回る場合は、買い忘れてあとから買いに戻ることになると時間をロスしてしまいますので、お店ごとに買い物リストを作成しておくのがおすすめです。

自由研究に必要なもの|我が家の場合

我が家が自由研究用で使ったもの、準備したものは以下になります。

100円均一ショップ

・中の様子が見える透明な容器
実験に必要なピンポン玉

ホームセンター

・レポート用紙に穴をあけるパンチ
レポートを綴じる綴り紐

スーパーマーケット

・片栗粉

所有していたもの

・パソコン
・プリンター
・レポート用のコピー紙
・カッターナイフ

トータルは1,000円ほどで、スーパーマーケット、ホームセンター、100円均一ショップで全て揃えました。

3.実験開始

いよいよ実験です。とにかく写真をたくさん撮っておくのがポイントです。

写真をたくさん使うことで、文章での説明も少なくて済みます。

実験をしながら子どもに「どうなると思う?」とあらかじめ予想を聞いておくと、あとのレポート作成がスムーズにできます。

実験中の写真を撮る際のポイント

写真を撮る時は本人(子ども)の手や顔をさりげなく入れたり、本人に撮影をさせて、本人がきちんと実験してますアピールをしておきます。

4.レポートを作成してプリントアウト

全ての実験が終わったら、子どもと一緒に実験を振り返りながらレポートを作成し、プリントアウトします。

自由研究レポート公開

実際のレポートを見て頂くのが手っ取り早いので、我が家の自由研究レポートを公開します。

後半とくに、ほんとにグダグダですが・・・。

 

反省点として、まとめがあまりにテキトーすぎましたので、ダイラタンシーがどんなものに利用できそうか考えて締めると良かったなと思います。

思いつかなければ、実際、防弾チョッキとかに利用されているようで、そのあたりを調べてまとめにもってくるなどすればもう少し、クオリティーは上がったかもしれませんね。

Microsoft Wordでの表の挿入手順

上のレポートはMicrosoft Wordを使用しています。Wordを使ったことがないという方でも表の挿入は簡単に出来ます。

1:上の「挿入」タブを開き、「表」をクリックし行と列を決める。行や列はあとで増やしたり減らしたり出来ます。
※表の上で右クリックし「挿入」で列や行を増やしたり、「表の行/列/セルの削除」で行や列を減らせます。

2:挿入したい画像をドラッグ&ドロップする。
※「挿入」タブの中の「図」をクリックして画像を指定してもOK

3:画像の端をつまんで、画像を伸ばしたり縮小してサイズを調整する。
※画像の上で左クリック。カーソルを画像の角に持っていくとカーソルが「⇔」に変わるのであとは左クリックしながら矢印方向に動かすとサイズが変わる。

5.レポートの文章を削除してプリントアウト

上のレポートのままだと親がレポート作成しました感が強いので、文字部分を削除します。

削除したものが以下になります。

 

 

次にこの文章を削除したレポートをプリントアウトします。

6.文章を手書きで写して完成

(5)の文章なしレポートに、最初に作成した(4)のレポートの文章を手書きで写させるという荒業です。

このやり方だと、文章を書き写すだけですのでめちゃくちゃ早く完成します。

夏休みラスト1日しかない!もうとにかく完成すれば良いという追い詰められた時は有効な手段ですが、親として正解かどうかは聞かないで下さい・・・。

レポートの書き方|サポートの仕方

1日で無理やり自由研究を仕上げる方法を紹介しましたが、親が介入しすぎだろうとお叱りを受けそうなので・・・

レポートが苦手な子どもが自分でレポートを作成する場合にどんな風に手伝ってあげると良かったのか、反省を込めて。

自由研究って、インターネット等で調べると実験は手軽に出来て簡単なものが多いです。

自由研究キットなんかも販売していますしね。

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ただいざ実験をして、真っ白いレポート用紙に実験結果をまとめるとなると、何から取り掛かれば良いかが分からなくて、そこが時間がかかるんですよね。

なので土台を作ってあげることがポイントだと思います。

土台というのは「どういう風にレポートを作成すると良いか」つまりレポートの書き方を教えてあげると良いと思います。

レポートの書き方例

  1. 自由研究のテーマ
  2. なぜ、その自由研究をしようと思ったのか
  3. 用意したもの(写真があるとGood)
  4. どういう実験をするか、またどういう結果になるか予想
  5. 実験の流れと結果(写真があるとGood)
  6. 実験をしてみて分かった事、気付いたこと、反省点、感想

こんな感じでレポートの書き方をアドバイスしてあげて下さい。

もしそれでも分からないという場合は、我が家のレポートの「(5)の文字を削除したレポート」のような感じのものを手書きでもざっと書いて見せてあげると、かなりイメージが出来ると思います。

ほんとは子どもが自分で考えて、失敗して気付いたり、悩んだりしてこそだとは思いますが、そうは言っても得意じゃない子は、最初の0から1が難しいんですよね・・・。