初めて混浴露天風呂を体験してきました。
行ってみたいけど混浴ってどうなの?って思う女性の方も多いと思います。
そこで女性も入りやすいのか、実際に利用してきた感想をレポートします。
目次
湯原温泉「砂湯」とは?
画像出典:旅と温泉の無料写真素材 おんふぉと
湯原温泉「砂湯」は、岡山県真庭市の湯原ダムのたもとにあり24時間入れる無料露天風呂。
上の写真が砂湯温泉「砂湯」で、諸国露天風呂番付で「西の横綱」にランク付けされたことでも有名です。
川底から砂を噴きながら温泉が湧いていることから「砂湯」と呼ばれるようになったそうで、温泉に浸かっていると足元からプクプクと空気とともに温泉が湧いているのが分かります。
ただ川底はさらさらとした砂ではなく小石が多く、しかもヌルヌルと滑る場所も結構ありますので入浴される際は足元に気を付けて下さい。
タオルなどの貸出・販売はありませんので利用される際は忘れずに持参しましょう。
開放的な野趣溢れる川の傍の露天風呂で、湯原ダムを見上げながら湯浴みを満喫できる。
温泉フリークな方はもちろん、そうでない方でも一度は体験してみたくないですか?
- 所在地:岡山県真庭市湯原温泉
- TEL:0867-62-2526(湯原観光情報センター)
- 定休日:毎週水曜日午前/第一金曜日10時~14時
- 無料駐車場:あり(徒歩5分ほど)
- 泉質:低張性アルカリ高温泉
アクセス
電車(新幹線)の場合はバスに乗り換える必要がありますので、車でのアクセスでないと少し大変です。
電車・バス
勝山駅目の前にある「勝山バスセンター」から、乗車時間約35分「湯原温泉」で下車して徒歩5分ほどになります。
車
米子自動車道「湯原IC」から約3km
【大阪から】
→吹田ICから湯原温泉まで約2時間30分
【広島から】
→広島北ICから湯原温泉まで約2時間30分
【四国から】
→高松西JCから湯原温泉まで約2時間
【岡山から】
→岡山JCから湯原温泉まで約1時間
参考:湯原温泉郷
泉質・広さ・温度は?
画像出典:旅と温泉の無料写真素材 おんふぉと
泉質は無色透明の低張性アルカリ高温泉で、「美人の湯」「子宝の湯」「長寿の湯」と三種類あり、温度が違います。
3つの湯を合わせると、40人から50人くらいは利用出来そうな広さです。
温度は全体的にちょっとぬるめ。
塩素消毒や、ろ過装置などは使用されておらず天然の露天風呂で、下流から入るというマナーがあります。
脱衣所はある?
画像出典:旅と温泉の無料写真素材 おんふぉと
男女別の脱衣所もあります。(上の写真が砂湯の脱衣所です)
脱衣スペースは、カーテンがかかっていますので安心して着替えられますが、それほど広くはなく3人くらい入るとちょっと窮屈に感じます。
鍵付きロッカーはなく、湯船に浸かりながらでも荷物は確認できるようになっていますが貴重品は持っていかないほうが良いと思います。
入浴はバスタオル姿?
混浴のためバスタオル姿での入浴もOKですが、わたしが行ったときはバスタオル姿の方はいらっしゃいませんでした。
というのも「はんざきちゃん湯浴み着」という湯浴み着がレンタルできます。
ちなみに男性はタオルを巻いていたり、巻いていなかったり。
画像出典:湯原温泉郷
湯原温泉の女将と、あのワコールが共同開発したという湯浴み着です。
はんざきちゃんのアップリケ入りです。(これ着ましたw)
【日帰り入浴の方】
レンタル料金 2,000円 (返却時 1,000円返金)
・湯原観光情報センター TEL.0867-62-2526 (18:00まで)
・湯本温泉館 TEL.0867-62-2039 (22:00まで)【ご宿泊の方】
旅館で500円にて貸し出しされています。【販売をご希望の方】
湯原町旅館協同組合(TEL.0867-62-3024)までご連絡ください。出典:湯原温泉郷
着心地はどんな感じ?
ウィンドブレーカーのような素材で確かに透けませんし、裏地も付いています。
裏地はメッシュ時になっていて、洋服ほどペタっと体に張り付くこともないです。
バスト部分は空気や水が抜けるデザインもなっていて、工夫されています。
ただ着心地がいいかと聞かれれば、ウーン・・・って感じ。
ウィンドブレーカーのような素材なので、入浴中に裾の方からふわふわ浮いて捲れてきます。
それから、お風呂から上がると水を吸ってそこそこ重いです。
湯浴み着が悪いというよりかは、これが限界かなとは思います。
そもそも服を着てお風呂に入るという違和感はあります。
女性は入りにくい?
結論から言いえば、女性も入れないことはないというのが率直な感想。
男女別の温泉と比べれば、やっぱり多少なりとも入りにくさはあります。
湯浴み着や脱衣所もあって、おそらく他の混浴露天風呂と比べれば配慮がされているので混浴露天風呂としてはハードルは低めだと思います。
あえてチャレンジする必要性はさておき(笑)、混浴露天風呂デビューにはいいのではないかと。
女性の割合は?
男女の割合としては「男性9:女性1」くらいでした。
週末の昼頃に訪問しましたが、30人ほどの入浴客のなかで女性は3人ほどでした。
時間帯やタイミングにもよると思いますが、女性が3割というのはまずなさそうな雰囲気。
ちらっと覗きにきて、引き返す女性の方もいました。
ですので、女性というだけで目立つことは目立ちます。
女性の年齢層は?
20代と思しき方から、私のような30代、あとは50代くらいの方も。
子どもを除けば10代かなと思う方はいませんでした。
年頃の女子にはハードル高めです。
どんなところが入りにくい?
何が入りにくいかと言えば、ズバリ気を使います。
旅館の女将には「男性に囲まれないように気を付けなさいよ」と言われましたが、わたしは全くそんな心配は必要なかったです(笑)
女性のほうが湯浴み着があるのでむしろ問題ないのですが、おじさん達が気を使ってるのは感じます。
「タオルで隠そう」的な看板なども立ててあって、みなさん気を使っておられますが、まぁお風呂ですしね。
お風呂から上がる時とか、あとタオルで前は隠していてもバックショットは・・・みたいな感じで、男女ともに(なんか、すみませんねぇ、エヘヘ)的な気まずさは否めません。
やっぱり入りにくいという場合は?
タイミングによっては、1人も女性がいないという可能性もあると思います。
せっかくここまで来たのにという方は、湯原温泉は宿泊しなくても入浴だけ出来る旅館もありますので是非、そちらを利用してみてはいかがでしょうか。
砂湯から歩いていける距離に温泉宿もあります。
宿でゆっくり温泉を満喫しながら、お散歩がてらに砂湯を覗いて女性の人数が多いタイミングで入るのもおすすめです。
私は「千と千尋の神隠し」のモデルの一つになったとも言われている「元禄旅籠 油屋」に宿泊しましたが、湯浴み着も無料で貸して出して頂けました。
(プランによるかもしれませんので、事前に確認して下さいね)
一度くらい混浴風呂も体験してみたいなという方は、湯原温泉の砂湯は混浴風呂の中ではハードル低めで初心者でも利用しやすい方だと思います。
特に達成感はありませんが(笑)、チャレンジしてみようかなという方は「砂湯」からデビューしてみてはいかがでしょうか。
